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RMFシステムの特長


スラッジをも除去する圧倒的な濾過精度、0.5umマイクロフィルタエレメント(β2≧2331)

革新的で驚異のフィルター濾過精度 β2≧2331

圧倒的なフィルター濾過精度を実現させる「RMFテクノロジー」
それは、オイルに特化した専門企業だからできた、理想のテクノロジーです。
β2≧2331の濾過精度は、独自技術で開発・製造している「0.5μmマイクロフィルタエレメント」にあります。
0.5μmエレメントは、精密すぎるのでは?と考えるかもしれませんが、作動油の延命やバルブの動作不良をより改善するためには、一般的な浄油機で採用されるような公称濾過精度やデプス(深層)フィルタエレメントの選定では、効果的なスラッジ除去が見込めません。
「0.5μmマイクロフィルタエレメント」を装着したオイル・濾過システムは、シルト粒子を抑制し、今までの浄油機を大きく上回る効果を発揮します。

正しい濾過精度の選定基準はβ(ベータ)値

日本では従来、単に「3μフィルタ、5μフィルタ」といった「公称濾過精度」や「絶対濾過精度」などを基準にフィルタエレメントが選定されてきました。しかし、これらの選定基準には、実際の使用時における濾過性能を表しません。
現在、世界で最も信頼されているフィルタ濾過精度の基準はβ(ベータ)値であり、このβ(ベータ)値を基準にオイルフィルタエレメントを選定することが重要です。

圧倒的な濾過精度
β(ベータ)値とは?

実際に近いテストダストを用い、継続的な除去性能と保持性能を評価するマルチパスフィルタ性能評価法 ISO4572(新規格ISO16889)から導き出される数値。

※異なるメーカとの客観的フィルタエレメント比較数値として最も信頼性が高い。

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理想的な濾過技術、ラジアル・スルー・フロー(旋回流)方式

私たちが開発した、RMFSystemだけの
ラジアル・スルー・フロー(旋回流)方式

“高い汚染物質除去能力を維持しながら、いかにオイルの流量を確保することができるか”「0.5μmマイクロフィルタエレメント」と同時に、私たちがたどり着いた答えが、 ラジアル・スルー・フロー(旋回流)方式だったのです。
これが驚異のβ値(ベータ値)を可能にした理想の濾過方式なのです。

ラジアル・スルー・フローの仕組み

RMFシステムが開発した、このユニークな設計構造は、センターチューブに装填された「 フィルタエレメント」 を、オイルが外側から内側へ放射線状に通過します。
その通過の際に、ファイバーセルロースで幾重にも巻いた全ての層で、固形微粒子の補足と、水分吸収を行うため、高い保持能力を持ちます。
濾過されたオイルは、 「 フィルタエレメント」を支えるセンターチューブの上部から下流へと運ばれます。

ラジアルスルーフロー方式とアキシャルフロー方式の違い

量販されているオフループフィルタの構造は、アキシャルフロー方式(軸流)が多く、左右両端のシール性能が低い上に、通過の際に、エレメントの裂け目が生じやすい構造です。
裂け目が生じてしまった場合は、汚染物質や水分が濾過されないで、通過してしまう危険性が高くあります。
RMFシステムが採用しているラジアルスルーフロー方式は、エレメントの裂け目が生じない構造で、さらに、フィルタエレメントの上下端面が、押し出しアルミ成形されたハウジングとのシール精度により、汚染されたオイルが、バイパスフローを生じさせず、必ずエレメントを通過する設計になっています。

ラジアル・スルー・フロー(旋回流)方式

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マニホールドブロック採用のコンパクト設計

マニホールドブロック採用のコンパクト設計
アルミ押し出し成形ならではのハウジング成型精度

優れたフィルタエレメントや濾過方式を最大限に活かすには、優れたハウジングの設計と成型精度が必要不可欠です。
ハウジングの重要性があまり認識されていませんが、精密濾過技術では、エレメントを通過させるための成型精度や安全機構は大きな選定基準でなければなりません。
RMFシステムのハウジングを、一目見ただけで、他の浄油機との設計思想における大きな差をご理解いただけるはずです。

確かなハウジング技術

RMFシステムの高精度フィルタは、押し出し成形されたアルミニウムハウジング本体と、上部にエレメント交換時に使用するアルミニウム鋳物のキャップ、下部の高機能マニホールドブロック、エレメントを支えるセンターチューブから主に構成されています。

堅牢性・耐久性

ハウジング耐圧2MpaでHARDANODISE処理(陽極酸化処理)されているので、塩害など厳しい環境下において高い堅牢性を誇り、かつ、簡単取り付けを活かすために工夫されたデザインです。

マニホールドを採用している安全設計

配管をできる限り使用せず、シンプルに多連化できるマニホールドブロックの採用は、オイル漏れが無いだけでなく、目詰まりした際のバイパスするリリーフバルブや、コンタミ監視機能を目的としたテストポイントを内蔵している、かしこい設計です。

ハウジング堅牢性

ハウジング堅牢性

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選べるフィルターエレメント、精密濾過が必要な油圧作動油から、高粘度オイル(?800cSt)まで対応可能。

RMFシステムの対象オイルは、一般鉱物油、水溶性(水グリコール)油、脂肪酸エステル、化学合成油等、幅広く対応 
(※油種によっては対応できない場合もありますので、ご相談ください)

エレメントの種類

1.マイクロフィルタエレメント 0.5μm(対象:油圧作動油、潤滑油、生物分解性オイル)

標準推奨のマイクロフィルタエレメントは、0.5μm(β0.5≧200)・2μm(β2≧2331)の濾過精度を持つ超精密フィルタです。
このマイクロフィルタエレメントはファイバーセルロースを主材とし、極めて高い効率でコンタミと水分を除去します。
恒久設置することで、システムをクリーンに保ち、劣化・スラッジ・酸化などの化学的組成からオイルを守ります。

マイクロフィルタエレメント
2.グラスファイバーエレメント 1, 3, 6, 10μm(対象:潤滑油、水グリコール油)

高粘度向けに推奨されているグラスファイバーエレメントは、1, 3, 6, 10μm (βx(c)1000)の濾過能力を持つエレメントです。
グラスファイバーエレメントの機能はマイクロフィルタエレメントと同様、非常に高い濾過精度と捕捉性能を持ち、より広い分野で活躍できるのが特長です。マイクロフィルタエレメントが使えない高粘度オイルや水グリコールに適しています。

グラスファイバーエレメント
3.水分吸収フィルタエレメント(グラスファイバーポリマー)5μm (対象:油圧作動油、潤滑油)

ポリマーを配合することで 水分吸収力を加えた5μ(β≧200)の濾過能力を持つグラスファイバーエレメントです。
一般作動油・潤滑油・高粘度オイルのコンタミと水分を除去できる理想的なエレメントです。エマルジョン・水グリコールでは使用できません。

水分吸収フィルター
エレメントのモデル 30HV 30G1V, 3V, 6V, 10V 30A5V H20 sorb
材質 セルロース グラスファイバー グラスファイバーポリマー ポリマー
ベータ値 β2≧2331 βx(c)1000 β5≧200 β10≧200
水分吸収量 150ml na. 350ml 540ml

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独立した水分吸収機能 汚染物質と水分の吸収フィルターを分けてみました。

汚染物質と水分の除去フィ ルタを分けてみました

「水分も除去可能」というオイルフィルタはありますが、汚染物質と水分除去が一体機能となっているものがほとんどです。
その場合、エレメントの水分飽和限界を超えると、まだ汚染物質を除去する能力が、残っているにもかかわらず、フィルタエレメントを交換しなければなりません。そこで、RMFシステムは、水分吸収機能を独立させることができます。

オプションで選択可能 
水分吸収フィルタエレメント“H20 Sorb” 10μm

メインで採用されることが多い、0.5μmマイクロフィルタエレメントも水分吸収機能がありますが、オプションで、その上流に、10μm (β10≧200)のコンタミ濾過能力のあるスピンオン型の水分吸収フィルタエレメント「H2O Sorb」を搭載することが可能です。特に水分に悩まされているユーザーや、より高い濾過をお望みのユーザへの製品です。

H2sorbの仕様

ポリマー材質のH2Osorbは、水分除去効率を高めるために低流量で通過させますが、 70L/minの高流量までの仕様で開発設計されています。
安全機構として540mlの水分飽和を超えた場合には、0.17Mpaのリリーフでバイパスします。

独立した水分除去機能
独立した水分除去機能

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お電話でのお問い合せは03-6804-6585

RMFシステムトとは
RMFコンセプト
RMFシステムの特長
製品ラインナップ
RMFの基本思想
オフライン・オイルフィルタ
(OLUS・ OLU/W・BPU/W)
RMFの先端設計
大流量オイルフィルタ
(GOLU)
捕捉性能 最大2450g
液体用ネオプロセスフィルタ
(BETA X)
コンタミは入れない
ドライヤー付エアブリーザ
(KL・ACL)
貯蔵タンクの汚染リスクを防ぐ
高精度エアブリーザフィルタ
(DC-ND-35)
オイルミスト対策
オイルデミスタ
(DM140・DM210)
世界基準の劣化判定
オイルセンサ
(CMS・OQS)
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